世界自然遺産 時を紡ぐ、彩りの島 奄美・沖縄

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沖縄島北部の「自然」

沖縄島北部の「自然」

沖縄島北部に位置する国頭村、大宜味村、東村は「やんばる」と呼ばれている自然豊かなエリア。3村それぞれに異なる景観や個性をもっており、周遊しながら世界自然遺産を体感できるのが魅力のひとつです。

ここは、世界的にも貴重な自然の宝庫。上から見るとブロッコリーのようなモコモコとした形状をしている照葉樹林です。「イタジイ(スダジイ)」が森のおよそ70%を占めており、巨大な木生シダ「ヒカゲヘゴ」など多種多様な植物が茂っています。まるで恐竜時代へタイムスリップしたようなダイナミックな自然の息吹を体感できるのが大きな魅力。モンスーンや黒潮の影響を受けることで温暖かつ湿潤な気候が維持され、亜熱帯性の多雨林が形成されています。最高峰の与那覇岳においては年間平均3,000mmもの降雨量があり、その恵みでやんばるの木々が育ち、豊かな森が成り立っています。また、豊かな緑に抱かれるように、ヤンバルクイナやノグチゲラ、ヤンバルテナガコガネといった希少生物が多数生息。生物多様性に富んだ自然は、まさに人類共通の“宝物”と呼ぶにふさわしい姿をしています。

沖縄島北部は、北緯27度付近に位置していますが、世界の同緯度地域をみるとそのほとんどが草原や乾燥帯となっていることから、その存在自体が価値のある「奇跡の森」とも呼ばれています。貴重な自然を間近で感じる体験ツアーも多く、リバートレッキングやカヌーをはじめ、周辺エリアのサイクリングやガイドによるエコツアー、さらに満点の星空観察など、ここでしかできない体験を楽しむことができます。長い年月を経て育まれた自然の恵みに触れ、美しい景観を胸に焼き付けてください。

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