世界自然遺産 時を紡ぐ、彩りの島 奄美・沖縄

宿る島 西表島

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西表島の「自然」

西表島の「自然」

八重山諸島に属する西表島を訪れるには、まず那覇空港から飛行機で約1時間の石垣島へ。そこからさらにフェリー(高速船)で海を渡ること約45分。飛行機と船を乗り継いで辿り着くのは、まさに「秘境」と呼ぶにふさわしい森です。

沖縄本島に次ぐ面積を誇る西表島は、島内のおよそ90%が亜熱帯の自然林で覆われています。地殻変動や海水面の上下動の影響で幾度か島と大陸が繋がった歴史があり、大陸及び南方の動植物が多く確認されています。長い時間をかけて島の固有種となったイリオモテヤマネコは、国指定特別天然記念物及び絶滅危惧種に指定されており、ロードキルから守る保護活動や調査が行われています。また、島の北部を流れる沖縄県最長の浦内川は、魚類における種の多様性が日本一高い河川。源流から河口までの約19kmの水域に、淡水魚類から甲殻類までなんと400種類以上の生息が確認されています。さらに、ヤエヤマヒルギやニッパヤシなど、日本に生育しているマングローブ植物は7種ですが、そのすべてが分布しているのは国内では西表島だけです。

島内では自然環境に配慮したガイド付きのエコツアーも盛んで、カヤックやトレッキング、キャニオニングなど、ダイレクトに島の自然を体感することが可能です。次代へと継ぎたい、豊かな森、川、海、星空が織りなす圧倒的な自然の物語。他にはない生態系と神秘的な景色が宿った西表島には、忘れられない感動のシーンが数多く存在します。

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