八重山諸島の拠点である石垣島から高速艇で15分程の竹富島は、昔ながらの美しい集落とスローな時の流れが魅力。風情あふれる水牛車や星砂で有名なカイジ浜、咲き誇るブーゲンビリアなど、素朴で色鮮やかな風景が広がっています。
同じく石垣島から高速艇で約30分の距離にある小浜島は、対岸に西表島を望み、サトウキビ畑や牧場が広がるのどかな島。サイクリングやダイビングなど楽園の心地よさを思う存分満喫できます。
「果てのうるま(サンゴ)の島」が、島名の語源とも言われている波照間島は、日本最南端の有人島。石垣島から高速艇で約1時間かけても行く価値のある絶景が広がっています。その代表格が、圧倒的な透明度を誇るニシ浜。繊細なブルーのグラデーションが波打ち際から水平線まで続く光景はまさに息をのむ美しさ。また晴天であれば、貴重な南十字星を観測することも可能です。降り注ぐ星空とやさしい波の音。楽園からの贈り物に身も心も癒されます。
Iriomote MAP
石垣島は八重山諸島と島外エリアを結ぶメインゲート。川平湾や平久保崎といった景勝地も多く、例年多くの観光客がこの地を訪れます。石垣島から西表島までは高速艇で約40分。日帰りのエコツアーなども設定されているので気軽に体験できます。
また、日本最西端に位置する与那国島は、山や田畑、在来種のヨナグニウマが草を食む牧草地などが広がっています。小さい島でありながら、まるで異国のようなスケールの大きな景観が特徴です。
周辺スポット
八重山諸島の一部である西表島の周囲には個性豊かな小さな島々が点在しています。例えば日本の最南端にある波照間島と最西端の与那国島では、島の佇まいや景観は大きく異なりますが、どの島にも自然と人が共に過ごして来た歴史があります。
竹富島ならではの個性派シーサー
沖縄では魔除け及び守り神として、門柱や屋根の上にシーサー(獅子)の置物を配している民家が多く見られます。なかでも竹富島は赤瓦の民家が多いため、もともとは瓦職人が余った瓦と漆喰で作ったとされる個性豊かな表情やフォルムのシーサーがいっぱい。集落を散策する際はぜひ注目してみてください。