- 世界自然遺産
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山と海が織りなす、生命の宝庫

奄美群島の中で最も大きく、山深い島・奄美大島。奄美群島最高峰・湯湾岳をはじめ、起伏に富んだ地形が特徴で、豊かな森と澄んだ海が共存しています。
島を囲む海岸線はリアス式海岸が発達し、複雑で美しい入り江が点在しています。

島内には、日本最大規模を誇る亜熱帯照葉樹林や広大なマングローブ林が広がり、様々な生き物たちが息づいています。
奄美大島の「自然」
- どんな体験ができる?
(自然・文化) -
奄美大島には豊かな自然と文化を体感できる多彩なアクティビティが揃っています。人気を集めているのが絶滅危惧種・アマミノクロウサギをテーマにした「アマミノクロウサギミュージアム QuruGuru(くるぐる)」。夜の森に生きるアマミノクロウサギの生態や、島の自然保護の大切さを、映像や体験展示を通して学べます。
ほかにも、伝統ある本場奄美大島紬の泥染め体験、奄美ブルーの海を満喫できるダイビングなど、自然と文化が交わる島ならではの時間が待っています。
奄美大島の「体験」
- おすすめの立ち寄りスポット
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奄美大島を満喫するなら、自然と文化を感じられる立ち寄りスポット巡りがおすすめです。
亜熱帯の森が広がる「金作原(きんさくばる)」では、ガイドと共に貴重な動植物の息吹を体感。
伝統工芸の本場奄美大島紬について学べる「大島紬村」では伝統的な染色方法である泥染め体験を楽しめます。
郷土料理「鶏飯(けいはん)」が評判の「奄美リゾートばしゃ山村」で奄美の味を堪能し、地元食材を使った島料理と島唄ライブが人気の「吟亭」で楽しい奄美の夜を過ごしてみませんか。
その他の奄美大島のここが見どころ
- 地元のグルメとお土産
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奄美の代表的な郷土料理「鶏飯(けいはん)」は、鶏でダシをとった黄金スープをかけて味わう島のソウルフード。鶏の旨味を存分に引き出した逸品です。
また、地元産のフルーツを使ったジェラートや、奄美群島だけに製造が認められている「黒糖焼酎」も人気。
伝統と創造が調和する奄美の食文化は、訪れる人の心と舌を満たしてくれます。
奄美大島の「食」
- 気をつけたい旅のマナー
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金作原では利用人数や車両に制限があり、認定ガイドの同行が必要です。市道三太郎線は夜間通行に予約が必要で、速度やライトの使用も制限されています。
マングローブ林では上陸や動植物の採取は禁止されています。また、海では潮の流れに注意し、ゴミは必ず持ち帰りましょう。自然と共生するための心がけが、奄美の美しさを未来へつなぎます。
訪れる前に確認しよう
- アクセス
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奄美大島へは、空路と海路のどちらでもアクセス可能です。
飛行機の場合、奄美空港までは東京から約2時間、大阪から約1時間45分、福岡から約1時間10分、鹿児島から約1時間5分。
また、鹿児島新港からはフェリーも運航しており、約11時間で到着します。
美しい海を眺めながらゆったりと進む船旅も、奄美ならではの魅力です。
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