奄美群島を含む南⻄諸島には、独⾃の進化を遂げた貴重な生き物がたくさん生息しています。希少動植物が存在している理由は奥深く、この島を知り尽くしたガイドと巡ることで、目に映る景色の特別さを感じることができるでしょう。ガイドたちは皆、この島の自然を愛する人ばかり。地域の自然を残すこと・伝えることに重きを置くガイドと巡ることで、自然との関わり方から学ぶことができるのです。
ガイド内容は多岐に渡り、ロードキル防止看板の作成や、地域の子供たちへの授業、ガイドのノウハウを外の地域に積極的に伝えるなど、自然を守るためのボランティア活動も行っています。目の前に広がるのは、そんな人たちが守り・育んだ絶景。彼らはエコガイドツアーを通じて、その自然の尊さを伝えている。
奄美大島越間 茂雄さん (こしま しげお・Deep Amami 代表)
奄美大島エコツアーガイド連絡協議会所属の認定ガイド。
広範囲エリアかつ、海・山・川などの多様なフィールドで活動。
その豊富なスキルを活かし、テレビや雑誌などのメディアへのコーディネート等の実績も多数。
徳之島常 加奈子さん (つね かなこ・旅友Tokunoshima)
徳之島のまちあるきや自然体験、観光地の案内など、要望に応じたツアーを実施。
地域の子どもたちや大人の方向けに環境保全活動や自然体験活動・勉強会などを行い、美しく豊かな自然の魅力について知り、伝え、広める活動に取り組んでいる。
沖縄島北部・東村比嘉 茂正さん (ひが しげまさ・自然体験フォレストひがし代表)
マングローブが茂る川でのカヌー体験、やんばるの森でのトレッキング、福地ダム周辺のカヌーやリバートレッキングを主宰。
沖縄島北部・大宜味村市田 則孝さん (いちだ のりたか・生物多様性センター 代表/大宜味村観光協会 理事)
大宜味村の屋古(やこ)集落や喜如嘉(きじょか)集落にて、チョウや自然の観察会を地元目線で取り組んでいる。
沖縄島北部・国頭村大城 馨さん (おおしろかおる・国頭村公認ガイド)
周囲を森に囲まれた施設で、子どもから大人まで、幅広い年齢層を対象にした環境教育プログラムを発信。やんばるの森を地域の資源と捉え、適切な保全と利活用のための調査研究活動も実施。「カールさん」の愛称で親しまれている。
西表島森本 孝房さん (もりもと たかふさ・西表島バナナハウス代表)
ピナイサーラやマヤグスクなどの滝、西表島を代表するマングローブ林や干潟を歩きながら、自然環境や生きものの多様性をわかりやすい解説で紹介。